now&here

フリーランス3児のママ 禅的子育て 

子どもが「自分の頭で考える」ためにしたい、シンプルな親の反応

これからの時代、「考える」ことが重要となります。

子どもに「自分で考えてもらいたい」「子どもともっと会話がしたい」「子どもがどんなことを考えているのか知りたい」と思うなら、親がとるべき態度としてとっても簡単な方法があります。

それは、子どもと同じ目線に立って話をすること。子どもと同じ土俵に立ち、子どもを尊敬することです。

親子だと、どうしても「親が上で、子どもが下」で会話を進めてしまいますよね。そうすると子どもは「親の言うことを聞いていれば済む」ので、自分で考えようとする力が落ちてしまうのです。

同じ目線に立って、子どもと一緒に考えてみてください。どんなことでも子どもの発想を認め、子どもを尊敬しましょう。

「なるほど~!」と尊敬するだけで嬉しくて、子どもはもっと話そう、もっと自分で考えよう、とします。

わざと「尊敬しよう」としなくても、子どもの考えを聞いていると、ハッとさせられることも多いものです。子どもの方が思考がシンプルな分、物事の本質を見ていることも多いですし、小さな子だと思っても想像以上に考えていることもあります。

わが家では小2の長男の方が、私よりも人間関係や本質を分かっていることも多いと思い、常々尊敬しています。

長年、「勇気は勢いで出すもの」だと私は思っていたのですが、

長男が「勇気は愛情から生まれるんだよ。自分を愛して、勇気が出る。そしたら人にも優しくなれて、もっと勇気が出てくる」と話してくれて、長年の謎が解けました。

尊敬しながら子どもと話してみると、実に面白いですよ。

みんな違って、みんないい。「コノビー」さんでの執筆が始まりました

「コノビー」さんでの執筆が始まりました。

 

conobie.jp

「人はちがう。それでいい。そこからはじまる」

コノビーのコンセプトが大好きで、毎日見ているサイトです。私は幼稚園と小学校生活について執筆させて頂きます。

日々、ネットやテレビのニュースを見ていると、つくづく「日本は島国だなぁ」と思います。自分とは違うものを否定したり、排除したりして、受け入れない。これは島国独特の価値観だと思います。

私にはこういった考えがありません。

いや、昔は持っていました。けれど中学で父が病死し母子家庭になってから、徐々に人と比べることを辞めていきました。きわめつけは宇野千代さんの「生きていく私」を読んだことで「自分は自分、人は人」という思考が固まったように思います。

考え方は、変えられるものですね。

www.amazon.co.jp

今では違うことは当たり前だし、違ってこそ面白い。みんながその人らしさを突き詰め、違うものに溢れ、お互いを楽しめたら良いのにと思っています。そうすると生きることがグッと面白く、楽しくなる。

自分とは違ったとしても、その人らしく生きている人間はそれだけで美しいし、気持ちが良いものです。

コノビーさんには様々な漫画家さんやライターさんの多種多様な育児が書かれています。「みんな違って、みんないい」を表現するサイトで執筆させて頂けて嬉しく思います。

こちらでは日々起こったことを、様々な視点を交えた哲学的要素をプラスして執筆していきます。

2人目までと反応が違った、3人目の1歳半健診

3人目の1歳半健診に行ってきました。

1人目の1歳半健診は、落ち込んだことを覚えています。当時、独身時代から子育てへと急激に生活が変化し、自分なりに子どものためと様々なことを我慢して頑張っていたものの、「もっと頑張れ!」と言われたような気がして落ち込みました。生活のギャップ、大き過ぎますよね。

2人目になると育児生活には慣れたもので、そこまで落ち込むことはありませんでした。ただ、我が家は授乳期間が長いのですが、「もう断乳したほうがいいですね」と断乳を進められ、「WHOでは2歳以上の授乳を進めているのを知らないのかな?」と思ったことを覚えています。

さて、3人目。今回も突っ込まれるだろうと思って行き、「長男は4歳、次男は3歳まで飲んでいたんですよ」と話したら、「お母さんもう分かってらして自分なりにされているんですもんね」と2人の保健師さんから流されて終わりでした。

そう来たかー!と思いました。2人目の時点でかなり考えたり調べて決めたことですが、3人目となるとわりと流されるんですね。

なるほど。

 1人目のうちからこうだったらな、と思いました。

いや、もちろん大切な子どものことですから、きちんと締めていかないといかないということもわかります。初めてだし、分からないことも多いし。

わかるんだけれども、1人目のママこそ落ち込むものなので、「こうしなさい」という言い方よりも励ます感じだと良いかなと。そしてこれはダメ、あれは良いと分けるのでなく、中庸を認める空気があると良いとも感じました。

育児中の英語のやり直し。コツと選んだグッズ3つ 

「育児中でも英語の勉強をやり直したい」と思う方もいるのではないでしょうか。

「子どもが起きている間は勉強できないし、寝かしつけと一緒に自分も寝ないと夜間授乳で体がもたないし、朝は忙しいし、子どもの昼寝中は仕事だし…」ってのは私の例ですが、時間を作るのは難しいですね。ちなみに子どもは7歳、3歳、1歳です。

しかしむしろ、育児中だからできるとも言えそうです。育児中で働き方を見直し&セーブ中にステップアップしたい、と考える人も少なくないですよね。私は仕事で使いたい&世界の知識や情報を得たいため、再度勉強を始めています。

「時間はつくるもの」とはうまくいったものですが、見直してみると英語が勉強できる時間はありました。主に「料理中・運転中・子どもがテレビを見ている時間」に勉強しています。子どもが起きている間の数分もOK。自分が勉強すれば自然と子どもの耳に英語も入りますし、「何これ」と興味も抱きます。

育児中に「勉強のために30分時間を用意して」と考えると子どもの手が離れるまで勉強できないので、まずは3分、5分を大切に。毎日少量でもコツコツ続けることが、英語学習には必要であり大切です。

教材もアレコレ選べないので、以下の3つを使って勉強しています。ちなみに英語は小1から勉強しましたが、大学時代以来なので10年以上ぶり。もう単語も、文法も、見事に忘れ切っています。

NHKラジオ英会話

王道、だからこそ使いやすい。日常で使えるフレーズを何度も、フレーズを変えて練習してくれるので覚えやすいです。「NHKゴガク」アプリだと、先週分を一気に無料で聞くことができます。

こちらは聞き流しに最適。高校時代、英検のリスニング対策で就寝中も英語を流していたのを思い出します。

NHKゴガク 語学講座

NHKゴガク 語学講座

  • NHK (Japan Broadcasting Corporation)
  • 教育
  • 無料

スタディサプリ

数ある英語学習アプリの中でも人気なのがコチラ。

eigosapuri.jp

これをはじめて一気にやる気が出ました。最初に英語力テストをして、英検3級程度からスタート。多くの方が勧められていますが、やっぱり良いものは良いですね。

独学で1番大切なのが、モチベーションを維持すること。スタディサプリは話が面白いですし、1週間の勉強時間も表でチェックできます。聞こえた英文を書きとるディクテーションやなりきりスピーキングなどあり、英語も定着しやすいでしょう。期待しています!

こちらは月額1080円かかりますが、だからこそモチベーションを維持しやすいと思っています。

ちなみにアプリを使用しようと思ったのは、証券会社のアプリ記事を執筆してから。今は便利で本格的なアプリが多くて有難いですね!「今すぐ、ここで始められる」というのは大切です。

・中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。

www.amazon.co.jp

こちらもやり直しに人気な一冊。説明と問題が見開きであり、説明もシンプルで分かりやすく勉強しやすいです。

ページの一番下に、英会話で使う場合など紹介されているのも良し。たとえばbe動詞だけでも、職業、趣味、出身地、今の居場所、状態などを説明できなどあるのが有難いです。

他にも良さそうな教材があったらご紹介します!

「健康で時間のある人しか仕事ができない」システムの終わり

先日テレビで、がんの生存率も以前よりは上がったから、診断されてもすぐに仕事を辞めない方が良い場合もあるという話をされていました。最後は「職場での理解が増えるといいですね」という締めくくりで終わりました。

仕事と育児を両立できずに辞めてしまう人が少なくないですが、同じく介護や病気で働き続けることができず、仕事を辞める人もいるわけです。逆に言えば、「健康で時間がある人しか正社員になれない」ということでしょう。

一方で、人間が生きる上では様々なことがあります。子どもが生まれ育てることもあれば、親(結婚していれば双方の親)の介護をする必要が出てきたり、病気になることだってあるでしょう。そういったライフイベントに、現代の会社システムは対応できていないのですね。

問題なのはライフイベントに変化があった個人でなく、個人のライフイベントに対応できない会社の方です。まず、会社のシステム自体が「独身者、もしくは妻が専業主婦の男性」にしか対応していないから、問題となっているのです。

現代では、個人を責める意見の方が多いですよね。「悪いのは会社のシステムじゃなく、何か起こった個人の方だ」と。だから「申し訳ない気持ちで罪悪感を感じ謝りながら」ワーキングマザーが早帰りをすることになるし、いつまで経っても会社のシステムも変わりません。

「職場での理解」とも言いますが、これも難しい。長年同じ価値観で生きてきた大人が、急に価値観を変えることはほとんどありません。違う価値観には「甘え」「ガマンが足りない」と言って終わらせてしまう人が多いものです。そもそも日本人は、島国なので価値観を変えるのが上手ではないでしょう。

しかしこれからの時代は人手不足ですし、「70歳定年制」もおそらく採用されるでしょう。女性も、高齢者も、仕事をする必要が出てくる。専業主婦が減るので男性も自由が利かなくなるし、病気を抱えながら仕事をする人も増えるので、今までのシステムは通用しません。

今までよりも人に合った会社へと変化していき、個人に何か起こっても必要以上に罪悪感を感じて休むことがないよう、祈っています。

愚痴れない、ストレス発散もできない、幼児の辛さ

園に通っている次男を見て思うのが、「嫌なことや悲しいことがあっても愚痴れないし、ストレス発散ができるわけでもなくて大変だな」ということです。

小学生になると、嫌なことがあったら家族に話したり、「あーもう疲れたからアイスででも食べよう!」なんてことができます。でも幼児はまだ言語能力の発達途中なので、嫌なことがあっても伝えられません。

次男は年少ですが、年少の子はまだ「今日何したの?」って聞いても「ブロック」「誰誰と遊んだ」「転んだ」とかいうくらいですね。「今日お友達に話しかけても無視されちゃって悲しかったんだよね」的な話まではできません。

嫌なことがあり、それを信頼できる人に話し、共感してもらう。これだけでもストレス発散にもなるのですが、まだこれができない。

だから「アイス食べたい」って言っても、「おやつはもう食べたからダメ」とか言われる。ストレス発散もできないわけです。

マイナスの感情を、ストレートに受け止め、抱え込んでしまう。これはきついですねー…、大人でも。

だからか、家に帰ってきてちょっとのことで怒ったり、大泣きするという、情緒不安定な状態になりやすい。

親としては心配してしまうのですが、「泣くとストレス発散になるからいいじゃない」と母に言われてハッとしました。涙を流すことはストレス発散になるらしいですが、幼児は特にそうなんだろうな。

だから子どもが泣いたら、無理に泣き止ませようとしたりせず、気持ちに共感しながら気が済むまで泣かせてあげると良いでしょう。言葉ではまだ表現できませんが、泣くことでストレス発散となり、いつも通りに戻るでしょう。

男の子育児。理解するより、面白がり、調べる

上から長男・次男・長女という組み合わせの子がいる我が家ですが、私自身女の世界で生きていた割に、男の子育児にあまり悩みません。その理由を分析してみました。

ちなみに我が子は、一般的によく見かける、大人しく神経質な長男・ヤンチャで大雑把な次男という組み合わせ。私自身は姉妹の姉として育ち、中学で父と祖父が亡くなってからは母子家庭で、女子高、女子大卒です。一

「男の子ってわからない」とよく聞きますが、そもそも1人目は乳幼児育児自体が未知の世界なので、「こうゆうものなんだ」と思いながら気付けば今に至りました。長男は小2ですが、反抗期で悩むのかな。

振り返ってみると、「理解しよう」と思っていないことに気付きました。いや、可愛い我が子ですから、全てを理解してみたいですが相手は他人。結局、自分とは別の人間です。

そもそも子どもの行動を全部理解しようと思うと、苦しくなるでしょう。おそらく自分も1歳の頃は箱からティッシュを延々と出し続けたり、2歳の頃は水や砂遊びに夢中になっていたと思うのですが、とっくにその成長過程は過ぎたので楽しさを理解できません。

子育ては、理解しよう、と思うと難しい。代わりに面白がってみると、気持ちも楽になるでしょう。家族もそうなのかもしれません。家族とはいえ、好き嫌い、趣味嗜好はそれぞれ異なるもの。全てを受け入れようとして苦しむよりも、「あの人はこれが好きであれが苦手なんだ」と受け止めておくので十分だと思います。

また、本を読み、知識を入れることで科学的に理解できるようになった面も大きいように思います。

たとえば1歳の子が石を投げるのは、「腕の筋力を鍛えるためという意味もある」と本で読みました。これだけでなく、子どもがする「一見大人には意味が分からない・困ってしまう行動」は、「身体的・精神的に発達する過程で必要な動き」であることが少なくありません。様々な行動の理由を本から学び、このことに気付いてからはもっと楽になったような気がします。

調べてみても分からないことも多いと思いますが、大人であっても、男女は理解できるものではないでしょう。全てを理解しようというのは、やっぱり観点が違うように思います。理解以外の方法を探してみましょう。