ママがフリーランスという働き方 メリット・デメリットは自分次第

2010年に出産し、2011年からフリーランスという働き方を選んでいます。

正社員、契約社員、パート…と働き方は多様に選べる時代ですが、ママとしてのライフスタイルと、自分の考えのもと、今はフリーランスが最適だと思い選択しました。

今回はママがフリーランスで働くメリット・デメリットと、それに対する捉え方について書こうと思います。

★まずはメリットから

■「ライフの比重」が増えても、1番好きな仕事ができる

最大のメリットは、「やりたい仕事ができる」ことでしょう。雇用形態に関わらず、私はライターが1番やりたい仕事だったため、フリーライターを選びました。

人生、何が起こるか分かりません。育児や介護といった、ワークライフバランスでいうところのライフの比重が増えた状況でも、自分の好きなことができる。これほど嬉しいことは、私にはありませんでした。

(ただし人によって求めるものは異なります。私の場合、哲学的に考えながら執筆することが1番自分の原動力になる、という話です)

初めての子育てを、転勤について各地転々としながらしましたが、それができたのも好きな仕事をしてきたからです。

育児で疲れても仕事があり、仕事で疲れても育児がある。執筆の場合、書くことが考える時間、情報取集の時間にもなるので、うまく相互作用しているところもあります。

■フレキシブルな予定に対応できる

育児中は子どものお世話、看病、園や学校行事など、ママの予定はフレキシブルに変化しますよね。これに関しては男女関係なく対応できる未来を望みますが、しばらくは女性の比重が大きいでしょう。

取材に関しては予定変更できませんが、それ以外の執筆やリサーチなど、大部分の仕事は予定変更できます。ライフイベントに合わせて、仕事の予定を変更可能なことは助かります。

■副業にも、複業にもなり職業選択の幅が広がる

ライフの比重が多い今はフリーランスですが、今後どのような雇用形態に就くかは分かりません。ただ執筆は1番好きな仕事なので、一生続けます。フリーランスなら、今後副業という形でも続けられる地盤が作れます。

複業も選択できます。フリーは、つまり仕事は何種類してもいいわけです。副業も複業もでき、職業選択の選択肢が広がります。

■社会経験を保てる

フリーランスで仕事をしているわけですから、ライフの比重が増えても、ブランクなく社会経験を保つことができます。

このブランク、結構問題が大きいと思います。本当はできる仕事でも、ブランクがあるから自信を無くしてしまう人が、特に日本人には少なくありません。非常にもったいないです。何とかならないか、日本。

■子どもに仕事している姿を見せられる

家仕事では、子どもに仕事をしている姿をみせることができます。仕事の話を子どもにすることもしばしば。子どもも一緒に本を読んだり、調べ物をしたり、作文を書くということもあります。

子どもには自分の好きな仕事に就いてほしいし、自分の好きなことを追求してほしいというのが1番の願い。その姿勢を見せているところもあり、子どもも仕事のイメージがつきやすいでしょう。

★メリットの対になる内容も多いですが、デメリットとその捉え方をご紹介します。

■オンとオフの区別なし、しばしばオフが犠牲になる

現在私は、土日祝日関係なく仕事をしています。ちなみに子どもは3人、1番下はまだ在宅児です。夜間授乳で3~4回は起きます。

フリーランスを始めた当初は、毎日睡眠時間も削っていました。今でも子どもが病気になれば、睡眠時間や休憩時間は削ります。夜間授乳ありでも、です。

特に育児中は「自分の時間ゼロ」ですよね。子どもを産んでからの8年間は、「自分の時間=仕事」(余暇的な自分の時間はゼロ)です。

お勧めしませんが、在宅児がいると朝から晩まで頭も体もフル活動です(料理中に音楽を聴くのが唯一の休み時間)。これは仕事をしていなくても、在宅児がいると皆同じですね…。

スマホ見ても仕事に関するアンテナをはっており、オンとオフの境目はほとんどありません。

私の場合はですが、これが苦になりません。さすがに睡眠時間は保ちたいですが(子どもが乳幼児期は無理ですよね…)、オンとオフの区別ないのは気にならない。

気にならないというか、好きなので楽しく、むしろスッキリする。仕事という特別感というより「自然にしていること」なんですね。これは個人差あると思います。

■子どもが寂しがる

締め切り前や仕事が立て込んだり、病気や看病となると、子どもが家にいても仕事となることもしばしば。家にいるのに親が遊んでくれないのですから、子どもが寂しがります。

心痛い…ですが、仕事は仕事。そういうものだとお話ししていますし、人間生きていくうえで仕事はするものですから、それを知るのも大切なことだと思っています。その代わり遊べるときは遊ぶよう、バランスをとるようにしています。

■有給も産休もなし

やはり厳しいのは、有給がないことでしょう。自分が病気や子どもの看病というときでも、有給は取れません。もちろん先方は相談を聞いて下さり、仕方のないこととはいえとも、フリーなので信頼面が心配です。

そのため、病気や看病でも仕事は極力休むことはありません。

といってもフリーランスを始めたころはスケジュールびっしりでしたが、今は休みの日を作っています。結局は休みの日も仕事山積みですが、急な予定変更に対応できるので、普段でも少し気が楽です。とはいえ子ども3人となると、看病期間も長いので、今はきつくはありますが。。

産休もないので、産休ほとんどなく働かれる方もいらっしゃいますね。私は出産直前まで仕事し、産後は子によって異なりますが半年は休みました。

■確定申告と年金対策

フリーランスだと大変なのは確定申告でしょうか。それと年金対策ですね。厚生年金に入っていないので、自分でどうにかする必要があります。

確定申告は、慣れです。慣れても面倒には感じますが、最初はハードル高く感じても、1回やるとハードル下がります。年金対策も然り。

お金関係って、難しい&細かいので、入り口のハードルがめちゃくちゃ高いんですよね。まず、話を聞かなくともめんどくさい印象を持つ人が多いでしょう。

ただ1回やってしまうと、知識と経験がつくので2回目以降は割と慣れます。今は便利なサービスもありますしね。

★メリットもデメリットも感じ方は「自分次第」

雇用形態を選択する際は、自分はどんな雇用形態がしっくりくるか、考えると良いと思います。

世間的にはデメリットに見える部分も、自分は苦にならなかったり、逆に世間的にはメリットでも、自分は苦に感じたり。それは個人差の大きい世界なので、自分で考える必要があるでしょう。

ただ日本の働き方は限定的なものが多いので、フリーランスという選択がもっと増えてくるといいなと思います。