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フリーランス3児のママ 禅的子育て 

男の子育児。理解するより、面白がり、調べる

上から長男・次男・長女という組み合わせの子がいる我が家ですが、私自身女の世界で生きていた割に、男の子育児にあまり悩みません。その理由を分析してみました。

ちなみに我が子は、一般的によく見かける、大人しく神経質な長男・ヤンチャで大雑把な次男という組み合わせ。私自身は姉妹の姉として育ち、中学で父と祖父が亡くなってからは母子家庭で、女子高、女子大卒です。一

「男の子ってわからない」とよく聞きますが、そもそも1人目は乳幼児育児自体が未知の世界なので、「こうゆうものなんだ」と思いながら気付けば今に至りました。長男は小2ですが、反抗期で悩むのかな。

振り返ってみると、「理解しよう」と思っていないことに気付きました。いや、可愛い我が子ですから、全てを理解してみたいですが相手は他人。結局、自分とは別の人間です。

そもそも子どもの行動を全部理解しようと思うと、苦しくなるでしょう。おそらく自分も1歳の頃は箱からティッシュを延々と出し続けたり、2歳の頃は水や砂遊びに夢中になっていたと思うのですが、とっくにその成長過程は過ぎたので楽しさを理解できません。

子育ては、理解しよう、と思うと難しい。代わりに面白がってみると、気持ちも楽になるでしょう。家族もそうなのかもしれません。家族とはいえ、好き嫌い、趣味嗜好はそれぞれ異なるもの。全てを受け入れようとして苦しむよりも、「あの人はこれが好きであれが苦手なんだ」と受け止めておくので十分だと思います。

また、本を読み、知識を入れることで科学的に理解できるようになった面も大きいように思います。

たとえば1歳の子が石を投げるのは、「腕の筋力を鍛えるためという意味もある」と本で読みました。これだけでなく、子どもがする「一見大人には意味が分からない・困ってしまう行動」は、「身体的・精神的に発達する過程で必要な動き」であることが少なくありません。様々な行動の理由を本から学び、このことに気付いてからはもっと楽になったような気がします。

調べてみても分からないことも多いと思いますが、大人であっても、男女は理解できるものではないでしょう。全てを理解しようというのは、やっぱり観点が違うように思います。理解以外の方法を探してみましょう。