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フリーランス3児のママ 禅的子育て 

子育てでは必ずしも「正しさ」が正解ではない

子育ての大きな課題の一つだと思うことについて執筆しました。

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「大人としての正しさ」を子どものために良かれと思って押し付けている人も、多いのでは。私自身もそうです。誰が考えても正しいし、子どものためになってるからと確信して、子どもに正論攻撃をする。正論は、上から押さえつける教育と変わりありません。

じゃあ子どもの意見を聞けば良いかというと、そうでもないんですよね〜。子どもはうまく言葉で説明できませんし、プライドもありますから。子どもに「聞き上手」の姿勢を親がとることは大切ですが、そもそもうまく説明できないことも知っておく必要があります。

…こういった記事を書くと、「忙しくてそんな時間がない」という意見もあるのですが、私もそう思います。毎朝アレルギー代用食のお弁当を作り、下の子2人(0歳、2歳)を着替えさせ、7時30分には子ども3人を連れて学校へ歩いて送っていきますが、こういうときに「行きたくない」とか言われると辛い。

「朝からここまで用意して下の子2人連れてもう学校の近くまで歩いてきたのに…2歳は手を繋ぐの嫌がって危ないし…寒いから風邪も心配だし…抱っこは重いし…あ〜疲れた…それにもう時間がない!」と、特に疲れてると考えるんですよね。で、つい正論言っちゃう。

正論言っても、何もならないですけどね。怒っても、何もならない。まぁ、何しても何もならないです、本人動かないので。赤ちゃん抱っこしてるから、私は動かせないし。

もーどうしよう…と一旦空とか眺めて落ち着いて、気持ちを聞き出します。するとポツポツ出てくるので、頭を撫でたりする。気持ちを聞いてもらって、安心してから行くパターンが多いですね。学校では普通に友達と基地作りとかして遊んでいますが、繊細な彼は行くまでの勇気が出ないんですね。

急がば回れ」というように、上から押さえつけるよりも、心の中を安心させてあげる方が、時間的にも解決が早い例です。

大前提として、子育てって時間がかかるんです。でも大人は時間がない。じゃあどうする?と普段から考えて、具体的な対策を取っておく必要があるのでしょう。子育てに関しては、「急がば回れ」がほとんどだと実感しています。