おうちでできる「子ども哲学」

「自分の頭で考える力」を伸ばそう

日常でできる子ども哲学④ もう一度考えたい「聞く」ことの大切さ

そもそも「子どもの話を聞く」ことについて、もう一度考えてみましょう。

普段子どもの話を最後まできちんと聞いていますか? 何か他のことをしながら聞いたり、途中で自分が話し出したり、聞いているようで的外れな返答をしたり。忙しくてきちんと話を聞けたのは1日一回、いや2〜3日に一回かも…なんてことも少なくないでしょう。

まず「子どものきちんと話を聞く」ことを意識してみましょう。これが哲学対話でもとても大切。最後まで話を聞かなければ、相手の本当に言いたいことはわかりませんよね。きちんと聞かなければ的を得た返答もできず、正しい議論にはなりません。

きちんと話を聞くためには、まず子どもが話せる雰囲気作りから。親が忙しくても子どもは常に今を生きていますから、できれば「後で」よりは「今」聞いてみる。でなければ「これが終わったら聞くから待っててね」と約束をしておきます。

聞くときには耳だけ聞けばいいわけでなく、座って同じ目線になり、子どもの方へ体を向け、顔を見ながら聞くことも大切です。姿勢一つで子どもの「どこまで話そうか」という気持ちも変わります。子どもが話し始めたら遮らずに、全て話し終わるまで待ちましょう。そして①〜③で触れた否定せずに深掘りをしていきます。

聞くことって受け身のように見えて、実はとても難しいんです。まずは1日に一回でいいので、「聞く姿勢」を整えてみましょう。