考えるコドモ。

哲学ライターの考える、日常で子どもの考える力を育てるアイディア

【小学校低学年向け 夏休みにしたいこと】ステップ1「問いを立てる」

小学校低学年が「考える力」を上げるために夏休みにしたいことを、昨日3つあげました。1つずつ詳しく説明していきます。まずは「問いを立てる」について。

■何でも立ち止まって考えてみる

これはとても簡単でシンプル。日常生活、会話、先生の話、テレビ、ニュース、ゲーム、遊び…あらゆる物事に対して、「それって、ほんとう?何で?」と疑問を持つだけでいいのです。まだまだ経験の少ない子どもにとって、これはほんとうに簡単なこと。普段からやっていることです。

親が問いを見つけたい場合、「当たり前」という概念をなくせばすぐに見つかります。日常で感じる、小さな違和感を掘り下げることも大切ですよ。

■努力が必要なのは親

問いを立てる場合、簡単なようで難しいのが親である大人のほう。ある程度の経験を積み、常識も知っている大人は、何でも「当たり前」で片付けてしまいがち。固定概念にとらわれ、疑いを持つことがうまくできないのです。「言うことを聞く子がいい子」で育っていますからねぇ。

ハッキリ言ってめんどくさい、そんな時間も余裕もないのも大きな一因。3〜4歳の子どもの「なぜなぜ期」に苦労した人も多いのでは?何でも「あれって何?何で?」と聞いてくる子どもに疲れ、「うるさい!」なんて一蹴してしまいがちです。「宿題しなさい!」と言い、「何で今宿題をしないといけないの?」なんて聞かれれば、「いいからやりなさい!」とも言ってないでしょうか。

問いを立てることに対して努力しないといけないのは、親自身。まずは子どもの問いかけに耳を傾け、一緒に考える姿勢を持ってみましょう。

■なぜその疑問を持ったのか?

何でその疑問を持ったのか、その理由を考えてみることもお勧めします。単純に好奇心、ということもあるでしょう。

一方で、たとえば「何でゲームはあるの?」とは考えないけれど、「何で学校はあるの?」と考えるのが子どもというもの。問いは悩みや苦手意識など、マイナスの感情から生まれることが多いのですね。大人だって楽しいときに「生きるって何だろう?」とは考えません。いちいちそんなことを考えるのは苦しいときですよね。

さて、自分と子どもにとって、今1番身近な問いは何でしょうか?